設備一覧

研究用真空溶解炉。
大気に含まれる酸素窒素の影響を受けず高純度な合金や酸化しやすい元素の合金化が可能。次世代のインバー合金開発で活躍しています。

φ40×20mmのボタンサンプルを真空アーク溶解で1バッチ6個作製可能。
高価な溶解材料の使用量削減と開発スピードアップに貢献しています。

DIL-402SUは最小分解能0.125ナノメートルの超高精度で熱膨張の測定が可能。
極低温測定（-175℃～）、室温（0～60℃）、高温測定（25～1000℃）など様々な温度範囲で測定可能。

インバーの磁気特性を研究することで、インバー特性の原理を究明しインバー合金の未踏領域を発見する装置になります。

米国OPTOMEC社製「LENS500」。金属粉末をレーザーで溶融・積層させる方式であり、異種金属粉末やセラミックスの合金化に適した装置です。

金属組織を電子顕微鏡で観察することにより開発合金の特徴をより深く考察することが可能です。

機器名＝ICPS-8100。高周波により発生したプラズマに合金を溶解した液体を噴霧することで、元素特有スペクトル強度を測定し、定性・定量分析を行う装置です。

固体サンプルにＸ線を照射し発生した蛍光X線を測定し、定性・定量分析を行う装置です。

開発中の合金および製造品の金属結晶などを光学顕微鏡で観察することで、より多くの基礎的な化学的情報が得られます。

1200℃までの高温引張試験が可能です。高温環境を再現することで、実使用環境での強度を測定することができます。

米国ADDiTEC社製の金属3Dプリンタ「AMDRoiD」を導入。L-WAM方式（レーザーワイヤー積層造形）を採用しており、1メートルを超える大型部品の製造にも対応可能です。

世界的な権威による指導を受け確立された唯一無二の鋳造シミュレーションです。
湯流れ凝固解析などを事前に実施し、最適な鋳造方案で量産製造を行います。

導入ソフト＝「NX」「NX I-deas」「SolidWorks」。従来からの2次元【DXF】だけでなく、【IGES】【Parasolid】などあらゆる3次元データを直接やりとりすることが可能です。

三重工場の製造現場における重要な中核設備です。独自の精錬技術を駆使した溶解技術であらゆる自社開発合金の量産をおこないます。

研究開発した合金を、量産へ向けより実製造に近い条件で試作が可能です。小回りの効く中量テストにより、製造技術改革の加速にも貢献しています。

溶鋼技術と砂型技術の両立があって初めて高品質な鋳鋼品が製造可能です。
砂と樹脂の配合など、多くのノウハウが詰まった重要な製造設備です。

鋳造品の凝固時における変形はどうしても不可避な物理現象です。
多くのノウハウが詰まった当社のプレス矯正技術によって適切な形状へ整えることができます。

溶接時における熱応力の影響などを最小限に抑えることで、精度面への溶接が施工できます。これまでTig溶接などで困難だった精密溶接が可能になります。

機械加工後の内部応力除去などを目的として低温熱処理を行います。3メートルを超える大型部品でも対応可能です。

合金は溶かして凝固しただけでは狙いの特性を得る事はできません。高温による熱処理で金属組織を調質し、合金の性能を最大限に引き出すための設備です。

高い電圧と電流を取扱う鋳造工場ではハイレベルな電力管理が必要です。三重工場では最新の電力管理システムを導入しています。

超精密な3D形状測定が可能。
測定範囲：X1200 x Y2000 x Z1500、測定精度：3.5+5L/1000μｍ、最小表示：0.01μｍ

接触式で測定する仕様でしたがスキャンプローブ（非接触）にバージョンアップしました。これにより彎曲面を有する航空・宇宙製品も容易に測定可、測定時CADデータと同時検証（カラーマッピング）できるなど、性能と効率の両方が大幅に向上しました。

測定範囲：X1480 x Y2150 x Z1500、保証精度：40μｍ、最小表示：10μｍ

サイズ＝1500x2000mm、等級：00級（5μｍ）

サイズ＝3000×3000、サイズ＝1500×2000、サイズ＝1250×2450、サイズ＝1500×3000